東アジア文化圏
中国文明の影響を受けた日本、朝鮮半島、ベトナムを含む地域。
漢字、儒教、律令など文化的な共通性があった。
中国文明
黄河や長江の流域に興り、その後に殷(いん)王朝が成立した。
殷は周(しゅう)にかわり、次いで春秋戦国時代(前8世紀~前221年)となった。
儒教(じゅきょう)
春秋時代の孔子(こうし)に始まる教え。
東アジア諸国に影響を与えた。
秦(しん)・漢(かん)
前221年に秦の始皇帝(しこうてい)が中国をはじめて統一。
以後の中国では皇帝が君臨することとなった。
漢(前202年~後220年)は、前漢と後漢を合わせて約400年続いた。
朝貢(ちょうこう)
周辺国が中国の皇帝に貢物(みつぎもの)を送ること。
朝貢に対して返礼品が与えられた。
冊封(さくほう、さっぽう)
皇帝が朝貢国を臣下として認めて、改めて任命すること。
冊封を中心とする周辺国との国際関係を冊封体制という。
朝貢しても必ずしも冊封するとは限らない。
魏晋南北朝時代(ぎしんなんぼくちょうじだい)
220年~589年
漢のあとの三国時代(魏・呉・蜀)から隋による統一まで。
西晋(せいしん)の一時期を除いて、中国が分裂していた時代。
隋(ずい)・唐(とう)
南北朝を統一した隋は南北をつなぐ大運河を造ったが、618年に滅ぼされ短命に終わった。
次の唐は907年まで約300年続いた。
この頃に律令制が周辺国に広がった。
北宋(ほくそう)・南宋(なんそう)
唐のあとの五代十国は分裂の時代だったが、979年に北宋が統一を果たした。
景徳鎮(けいとくちん)などで陶磁器が発達した。
金(きん)の侵攻により華北を失い、1127年には南宋が成立した。
大モンゴル国
1206年にチンギス=ハンが建国。
東アジアから西アジア、ヨーロッパの一部にまで進出し大帝国となった。
元(げん)
1271年にフビライによって改められた大モンゴル国の中国式の名称。
イタリア人のマルコ=ポーロが仕えていた。
1276年に南宋を滅ぼし、その前後には日本に遠征した(元寇、蒙古襲来)。
2022年02月13日
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