資本家は資本を出し、生産手段を所有した。
労働者は生産手段を持たず、雇われて生産をした。
利益を上げると資本家はそれを手にした。
資本主義が発達するとともに、資本家と労働者は対立することもあった。
世界の工場
19世紀前半のイギリスのこと。
いち早く産業革命を成功させ、世界中に大量の工業製品を輸出するようになっていた。
世界の工業生産の半分に達した。
保護貿易(ほごぼうえき)
国内産業を保護するために国家が貿易を制限すること。
特に輸入によって安価なものが入ってこないように関税を課すなどした。
リスト
1789年~1846年
ドイツの経済学者。
歴史学派経済学の先駆者。
保護主義による保護貿易を唱えた。
ドイツ関税同盟
プロイセンが主導したドイツ諸国による経済同盟。
複数の関税同盟を統合して、1834年に発足。
リストの保護主義の影響を受けた。
イギリスに対抗するためのもので、ドイツの産業革命を進めることになった。
交通革命(こうつうかくめい)
産業革命により大量の輸送をするため、交通機関や交通網が飛躍的に発達した。
18世紀のイギリスでは運河が多くつくられ、運河時代と称された。
19世紀には蒸気機関を利用した蒸気機関車や蒸気船を用いるようになった。
鉄道
1814年にイギリスのスティーヴンソンが蒸気機関車を開発。
1825年、ロコモーション号が客車と貨車を牽引することに成功した。
1830年にはイギリスとアメリカで蒸気機関車による鉄道の営業が始まった。
1830年代には他のヨーロッパ諸国にも広がっていった。
1863年にはイギリスのロンドンで地下鉄が開通した。
蒸気船(じょうきせん)
1807年にアメリカのフルトンが開発。
当初は外輪式だったため外洋以外で使用された。
スクリュー式になると高速化し、外洋の航海でも本格的に使用されるようになった。
電信
1837年にアメリカのモールスが電信機を発明。
1851年には英仏間に海底電信ケーブルが敷かれ、1866年には大西洋にも敷かれた。
1895年にはイタリアのマルコーニが無線電信の実験に成功した。
産業革命の広がり
18世紀にイギリスで始まった産業革命は、1830年代にベルギー、次いでフランスやアメリカで本格化した。
1840年代にはドイツ、19世紀後半にはロシアや日本でも進んだ。
特にアメリカは19世紀後半の南北戦争の後に世界最大の工業国となっていった。
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